2007.12.30 詩2
「星」

真実は人の数ほど存在し
光をもってそこここに
分かり合えたときの喜びと
分かち合えたときの微笑みと
決して合い入れない孤独とを持っている

人波みに埋もれ
襟を正して歩いていく
道の途中、出会う人と
優しい言葉を何度もつぶやいたり

人の心は星の数ほど存在し
光をおびてそこここに
2007.12.19
「葛藤」

グレーがおしあいへしあいしている空
風の上から風は吹き
うねりをあげて雨は降り始めた
木々の葉は方々に散り
私の心を乱していく
なるべく動かないように
時が過ぎていくのを
ただ、じっと見ていた
雨の滴が胸を刺す
地面を這う雑草が見上げた空は
戦いの隙間から青の光
きっと晴天はその上で笑っているのだろう